表参道セラピースタジオのセラピー



さて、
一昨日のブログにコメントをいただいた。

どうも被虐待児の話が生々しかったらしい。
日本では詳しい虐待の内容までは露呈して来ないため
現実の話としてはなかなかに捉え難いのかもしれない。

というわけで、少しだけ、
表参道セラピースタジオのセラピーについて話しておきたい。

まずは私の基本理論だが、元来はJungに学び始めたものの、
コロラド州ナロパ大学大学院でチベット密教に基づくセラピーの
理論などに触れたのち、意図的にFreudに立ち戻る必要性を感じ、
ウイスコンシン大学大学院にて今さら精神分析学的見解を再理解、
統合に努め、NaumburgやKramerの理論におけるセラピー実践の
訓練を経たのちに、アメリカでの仕事現場における実体験から、
Winnicottの理論などを好ましく考えていた。

セッション中の自己表現の経緯の中に「自分と対峙し受容する」
に至るプロセスを見守り続け『象徴化と言語化を促進しながら
自分自身で全体バランスを改善出来る』安全な場を提供したい。

Client-Centered Therapyを創始したCarl Ransom Rogersが、
卒業し教壇に立った大学に縁があった事も相まって、思いがけず
カウンセリング心理学に深く関わる事にもなっていた。

現在、表参道セラピースタジオでは、基本的には認知行動療法
(Cognitive Behavior Therapy)を用いている。

依存的行動、パニック発作などには、行動療法。
外的過程を変容させることを重視するもので、
否定的自己概念を持つクライアント等には効果的な認知療法。
大抵の場合は、認知行動療法で、行動的技法と認知的技法を
効果的に組み合わせながらケアする心理療法を実践している。

注意集中法では呼吸法を用い、充分に練習し修得していただく。
瞑想法、自律訓練法、様々なリラクセーション法を用いている。
身体化を繰り返しカラダからココロを調整しようとするものだ。

これを行なう事で、注意、意欲の機能が働き始め、脳の司令塔
前頭前野が活性化してくる。呼吸で何とか身体を楽に出来れば
うつ病、パニック障害、全般性不安障害に効果は上がってくる。
集中力が高まり、不快な出来事への耐性も向上していくようだ。

アメリカの精神医療施設や医療施設では、ダンスセラピーの
一環として、シニア健康体操や青少年ヨーガ等もやっていたが、
カラダからのアプローチは信じられないくらい効果が早かった。

結果的に、
日本での方向性は、その時点でもう決まっていた。
言うまでもなく、こころとカラダは繋がっている。

が、(何だか偉そうに厳しい事を書かせていただくと)
瞑想を体感出来ていないセラピストがいくら誘導したとして
うわべの言葉が空しく響けば注意集中法の効果は芳しくない。

この点においては、
表参道セラピースタジオでは脳とこころと身体をトータルに
バランス良くケアが出来るセラピーを実践し続けられるよう、
勘違いする事なく日々精進したい。ピピピ

というわけで、
「マインドフルネス」心理療法という
最近フォーカスされているアプローチについても少々。

上の写真は、
宗教を持たない園田がたまに行く禅寺への道のり。ニコニコ
今宵は風に乗って落ち葉がたくさん舞い降りて来た。
歩道も幹線道路もすっかり木の葉でいっぱいになった。

現在、アメリカでは
「認知行動療法」が日々さらに進化してきており、
うつ病や他の心の病気の治療や予防に貢献している。

その第1世代が行動療法、第2世代が認知療法となるが、
従来の認知行動療法になかった新しい手法が加えられ、
今では第3世代に入った、と称されている。

そして、
その第3世代の認知行動療法の特徴というのが、
「マインドフルネス」と認知行動療法の統合なのだろうと。

ただし、日本に定着するまではまだ10年はかかるのだろう。
セラピストが育つ場がアメリカになるのだからそうなる。
(残念だが日本は信じられないくらい何十年も遅れている)

マインドフルネス(Zen&Meditation)と認知行動療法の統合は、
認知行動療法の進化革命になりそうなムーヴメントでもあり、
思いがけず現在の私自身の基本理念とシンクロしてもいる。

不思議と言えば不思議、当たり前と言えば当たり前。
表参道セラピースタジオでもお伝えし続けてゆきたいと思う。

もし日本にずっと住んでいたら敬遠していただろう宗教に
踏み込んだ領域の部分に違いはないのだが、私にとっては
アメリカ人並みのフラットな感覚でいられたのが有り難い。

アメリカ人のZENと共に親しくいられて本当に良かった。ポロリ
今ではお坊さんと心理療法の勉強までさせていただいている。
アメリカにいた時よりも恵まれた状況?に心より感謝したい。

仕事の合間合間を見つけては常々勉強させていただいている。
完璧にアメリカ人的な関わりながら、たいへん感謝している。

ミネソタで子どもの為に尽くしているベテランセラピストKも、
最近はkids yoga teacherの資格を取ったという連絡を受けた。
ZENとYOGAは違うが、何だか面白い流れになってきた、ふふっ。
K、またいつか会いたいね。




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